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八洲学園大学
毎週更新「学長からの・・・」

2010年9月3日版
山本恒夫

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八洲学園大学eラーニングの実力は?

八洲学園大学のスクーリングは、インターネット・ライブ授業ですが、出願をしようかと思っている方々は、それが大丈夫なのか、八洲学園大学の実力の程を知りたいのではないでしょうか。

それにつき、3つの側面から率直なところをお話ししてみようと思います。


インターネット・ライブ授業環境

八洲学園大学の学生は全国、さらに世界に広がっています。インターネット・ライブ授業では、高速回線(いわゆる太い回線)が望ましいのですが、我が国の場合、2008年末時点で、自宅パソコンのインターネット接続高速回線は、光回線:39.0%、DSL回線:17.3%、CATV回線:17.1%でしかありません。まだ、ISDN回線:12.3%、電話回線:9.4%となっていますので、そのことを配慮し、授業画面も素朴な画面になっています。

学生さんに、

「他の大学では、動画も入っているのに」
といわれることがあるのですが、

「録画をオンデマンドで見てもらうのでしたら、そうできますが、本学はライブ双方向ですので、さまざまな通信環境の人達に対する配慮をしているのですよ」
というと、学生さんは

「大いに納得」
といってくれます。

学生さんも教員も、絶対ライブがよいといいますね。


授業配信システム

我が国では、インターネット上のオンライン教育をライブ配信のみで行うことは、本学開学の平成16年頃には、まだ実験段階でした。したがって、初めてぶつかる問題も多く、特に配信システムのトラブルには悩まされました。たとえば授業中に画面が固まってしまうなどの問題が発生すると、教員はどうしたらよいかわからず、立ち往生をするので、システムの安定化が大きな課題でした。

しかし、今は、殆どシステム上のトラブルがなくなっています。

安定化をもたらした最大の要因は、システム業者と教員とが協力して問題を解決しようとしたところにあります。たとえば、システム業者はテレビ並みのきれいな画面を作ろうとしますが、まだ電話回線で受講している地域もかなりあるので、教員側からは、教育上の支障をきたさない限りのギリギリの線で配信容量を軽くすることを要求し、同時にネットワーク診断も要求して、1つ1つトラブルを解決していきました。その結果、ほぼ1年半で問題は解決でき、その後は安心して授業が出来るようになりました。

この話をすると、どこでも感心されます。


教員のスキルアップ

そうはいっても、教員のスキルがお粗末では、宝の持ち腐れです。小中学校でも、先生方は常に教育方法についての研修を行っています。それは、大学でも必要です。まして、本学は社会人向けの大学ですから、アンドラゴジー(成人の教育学)を取り入れたインターネット・ライブ授業の方法を開発していかなければなりません。

そのため、教員の研修(FD研修といいます)で取り上げましたし、人間開発教育課程・生涯学習学科では、開学以来、教員の共同研究でスキルアップを取り上げ続けてきました。

その結果、教員もほぼこのシステムを使いこなせるようになりました。今は、授業配信を行う際のヒントや工夫をわかりやすくまとめ、授業でトラブルが発生したときにどうしたらよいかをまとめた「ディップス」を作って、これからライブ配信授業を始めようとする大学に提供しようかというところまできています。

八洲学園大学のeラーニングの実力は、このようなところでしょうか。

外部からの評価としましては、この頃、雑誌の編集者から、

「なにしろ6年の実績がありますからねぇ。」
といわれたり、大学の発展策、打開策を模索している関係者からは

「それって、すごいことじゃないですか。もっと広く知られてもよいと思いますけど・・・」
といわれたりし始めました。

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