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八洲学園大学
毎週更新「学長からの・・・」

2010年10月01日版
山本恒夫

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第6回学位記授与式の式辞から

9月26日(日)に、第6回学位記授与式が行われました。今回は41名が学士(学術)の学位を取得しました。本学の卒業生は、これで計323名となりました。

本学は、我が国唯一に生涯学習学部で成り立っています。学位記授与式の式辞では、改めて生涯学習についての話をしましたので、お伝えしておきたいと思います。


かつては、生涯学習も次のようなモナド(monad)型の素朴な考え方によっておりでした。

モナド(monad)型の生涯学習:
子どもの時は将来に備えて準備教育を受け、成人してからは 仕事や子育てに必要な教育を受けたり、学習を行ったりします。それらは単線的なレール上にあり、単体的な教育・学習です。


しかし、今はそれではすまされなくなってきており、職業活動、子育て、地域活動などの人生活動を行う中で、次のように2つ組みのダイアド(dyad)型の考え方になってきています。

ダイアド(dyad)型の生涯学習:
変化の激しい時代にあって、流動性へのパスポートとしての教育・学習は、
① 現在行っている人生活動に必要な教育・学習
② 次の人生活動の準備のための教育・学習
の2つに分岐する。

それでは、3つ組みのトライアド(triad)型の生涯学習はあるのか?ということになりますが、あります。

これまでお話ししたモナド型、ダイアド型は、いずれも個人の側から捉えた生涯学習です。

しかし、生涯学習を振興し、生涯学習社会の実現を図る、という社会の側からみますと、生涯学習振興の考え方はトライアド(triad)型となっています。

トライアド(triad)型の生涯学習:
生涯学習社会を実現するための生涯学習振興の基本的な考え方。
  • ・「個人の需要」と「社会の要請」のバランスを図る 。
  • ・「人間的価値」と「経済的価値」の調和を図る。
  • ・「継承」から「創造」へ 。

図をご覧ください。実は、この3つを軸として、その交叉するところにさまざまな生涯学習振興上の課題があり、我が国は、生涯学習社会の実現を目指して、そのような課題の解決に取り組み始めております。


トライアド(triad)型


どうか卒業していく皆さんが、学習した成果を生かして、そのような課題解決の場で力を発揮し、活躍してくださるようになることを期待いたしております。

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