八洲学園大学ポータブル教室への期待
大学についての検討を行う中央教育審議会などの各種会議で、大学のeラーニングのことが話題になると、決まって出てくるのがeラーニングで人間的な面も含めた大学本来の教育ができるのかという疑問です。そのような場合に、八洲学園大学ではライブ配信授業を行い、ヒューマン・ファクターを取り入れたヒューマンeラーニングの発展を図ろうとしていると言いますと、そういう道もあるのかと納得してくれます。
ヒューマンeラーニングは、eラーニングの学習効果をさらにあげるために、ヒューマンeラーニング会場にパソコン持参でやってきて受講し、あるいはパソコンなしでも会場のスクリーンを見ながら受講して、教員と学生、さらには学生同士の交流を図る方式です。これまでは、ヒューマンeラーニング交流会を定期的に開くと共に、各地からの授業配信実験を積み上げてきました。
ヒューマンeラーニングに欠かせないのは、各地から授業配信を行えるようにする簡単な配信装置です。そのために、本学ではポータブル教室を考案しました。これはタブレット・ノートパソコン、小型プロジェクタ、携帯用小型スクリーンの3点セットで、一人で簡単に持ち運びができます。
ポータブル教室は、既に大学祭でも活用されていて、最近は正規授業、公開講座で活用しようとする動きが出てきました。
これは2008(平成20)年2月に出来上がったもので、篠崎専任講師が苦心して部品を揃え、若手の専任教員全員がチームを作ってミニ授業配信実験の準備をしました。そして、同年2月23日、八洲学園高校の東京・新宿会場からの配信に成功し、以後、改良を重ねながら、今日に至ったものです。
いま検討しているのは、東京から正規授業、公開講座のライブ配信を行うことですが、各地から授業配信を行う日もそう遠くはないと思います。
授業でこのポータブル教室の話をしますと、多くの学生さんから、早く自分の住んでいるところの近くに来て教室を開いて欲しい、といわれます。ヒューマン・タッチのeラーニングを全国展開するためには、急がなければなりません。










