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なぜ八洲学園大学は「生涯学習支援系」と「生涯マネジメント系」なのか?

【11.07.01】

学生支援センター 本日は、本学の生涯学習学科は、なぜ「生涯学習支援系」と「生涯マネジメント系」の二つなのかという点について、お伺いできますでしょうか。

学長 学習とマネジメントを結びつけるというのは、非常に面白いことです。

まず、学習は人間にとってどうしても必要なことです。人間は、大脳が発達し本能が衰えたため、常に学習していく必要がある動物です。それも、生涯にわたって学習する必要がありますので、生涯学習ということがいわれるわけです。そこで、生涯学習を支援すること、具体的には生涯学習の機会や情報を提供したり、学習の相談に応じたりすることが、非常に大事になります。そのようなことの出来る生涯学習支援の専門職を養成するために、「生涯学習支援系」があります。

同時に、人間は組織を作って生きていく動物です。一匹一匹が独立している動物もありますが、人間はそうではありません。そうしますと、組織をうまく調整して活動できるようにしていくことが求められます。それが、マネジメントです。少し堅い言い方をしますと、組織の目的を達成するために、人・もの・金などの資源をうまく使って新たな価値を生み出す活動がマネジメントだということになります。

マネジメントというと、私たちは普通、企業だけを思い浮かべますが、そんなことはありません。行政でも、地域社会の活動でも、それどころか個人の生活そのものにおいても、マネジメントは必要です。ですから、一見しますと、学習とマネジメントは関係がないように思いますが、人間が生きていくため、さらにはより良い生活をしていくためには、どうしても必要な二つということになります。

さらに、上に述べたように、人間には学習が欠かせませんから、学習のことがわかったマネジメント人というのは非常に強いです。学習をうまく取り込んだマネジメントをやると、うまくいくわけです。逆に、生涯学習支援もまた、行き当たりばったりで支援をすればよいかというとそうではなく、組織的に行う必要があります。したがって、マネジメントのことがわかった生涯学習支援者というのもまた、非常に強いわけです。このように、互いに結びつきがあるため、本学ではこの二つを系として立ち上げ、充実を図っています。

さらに、この度の東日本大震災により、日本は大変な状況に置かれています。しかし、震災の以前から、日本では落ち込みが出ていました。その回復のためには、今お話した学習とマネジメントという二つの活動の根底にある、人間の力そのものが、V字型回復に結びついていかなくてはなりません。そこで、「生涯学習支援系」と「生涯マネジメント系」の根底にあって、それらを支えるものとして、「レジリエンス準系」を開設しました。

本日は少々話が長くなりましたが、こうした仕組みをうまく活用し、皆さんのパワー・アップに役立てていただければと思います。今後の本学の取組みに、ぜひご期待ください。

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