平成23年度後期試験
ビジネス・キャリア検定「労務管理3級」全国の受験者へ
本学および本学エクステンションセンターでは、税理士・日商簿記(1級~2級)・社会保険労務士等のビジネス系の資格取得支援を積極的に行っています。今年度より中央職業能力開発協会(JAVADA)主催ビジネス・キャリア検定試験「労務管理3級」直前対策講座を新設しました。
大学での来校受講はもちろん、日本全国どこからでもインターネット「双方向ライブ受講」も可能です。講座詳細・申込は以下をご覧ください。
本学エクステンションセンター開設「ビジネス・キャリア検定『労務管理3級』受験一括セット講座」の講師を担当される今村智朗氏を迎えて、座談会を催しました。「労務管理3級」の受験生や本講座受講希望者へのメッセージもございます。
座談会メンバーを紹介します
- 今村智朗(いまむら ともあき)
- 特定社会保険労務士、行政書士。
大学卒業後、一般企業人事部、労働者派遣・職業紹介事業(職業紹介責任者)等に従事の後、社会保険労務士登録。特定社会保険労務士今村事務所代表。近年増加傾向にある個別労働関係紛争の予防・解決をはじめ、就業規則、労働条件整備等、労働法分野を中心として活動するとともに、就職支援会社を設立、職業訓練講師として求職者の就職支援にも積極的に取り組む。全国社会保険労務士会連合会特別研修グループリーダー、東京都社会保険労務士会厚生委員などを務める。
- 塙 武郎(はなわ たけお)
- 生涯学習学部 准教授、博士(経済学)。
専門は財政学・地方財政論、アメリカ経済論。本学では「経済学入門」「日本経済入門」「財政学」「地方財政」「現代都市と公共政策」「地域開発・まちづくり論」等を担当。
座談会が始まりました
塙
本日はお忙しい中、本学へお越しくださいましてありがとうございます。
早速ですが、本講座はビジネス・キャリア検定「労務管理3級」試験の対策講座ですが、この「労務管理3級」試験では具体的にどのような領域・分野が重点ポイントになってくるのでしょうか?
今村 労務管理の領域は、幅広く多岐にわたっていますが、労働条件管理、中でも労働者の生活と深く関わる労働時間や休憩、休日に関する分野は特に重要です。これらに関しては制度設計や法規制などについて深い学習が求められます。また、近年、社会的に注目を集めている労働者の心身の健康管理や増加傾向にある労働紛争に関する分野もポイントになると思います。
塙 「ビジネス・キャリア検定」の受験生の多くは社会人です。一般に、社会人はビジネス実践の中である程度鍛えられていると思いますが、その一方で「試験」となるとそう簡単には合格できないのも現実の ようです(笑)。実践と試験には乖離があるのでしょうけども、それを克服するにはどのような点に気をつけて試験に臨むのが良いのでしょうか?
今村 はい。やはり実践と試験に乖離があることは否めません。しかし逆に言えば、試験で問われることには理論的な裏づけや法的な根拠があるはずですから、ビジネスの実践の中でもそうした裏づけや根拠を求めてみると面白いと思います。講座内容の中にも盛り込みましたが、「私たちはなぜ定時に出社しなければならないのか?」といったことを考えてみることは試験の学習に臨む上でも大切なことだと思います。
塙
なるほど。
もう少し本講座について詳しく聞かせてください。講師の立場から、全8回の講義のうち、ここは絶対に出題されるので、受講生に集中して受講してほしい、または「双方向ライブ授業」受講生にはライブで質問をしてほしいと思うのは、どの部分でしょうか?その理由も教えてください。
今村 やはり、先ほどお話した重点ポイントについては欠かすことができません。講座では第4回の「就業管理の概要」にあたります。この分野では労働諸法の規定が学習の中心になるため、細かい数字の整理や言葉の使い分けが求められます。初めて学習する方は戸惑うかもしれませんが、なるべくわかりやすくお話したいと思います。また、第3回の「労使関係の概要」も法律からの出題が多く、疑問点をなるべく早く解決しておきたいところです。
塙 社会人は忙しいですから土日に自宅でインターネットによる双方向ライブ授業が聴けるのが本当に在り難いみたいです。オンデマンドでの復習もメールでの質問も24時間可能ですから、ぜひ受講生には本学のeラーニング(ライブ受講&オンデマンド復習&メール質問)を活用してほしいです。
塙 今村さん、ところで、「労務管理3級」の受験者数は、ビジネス・キャリア検定の全試験科目の中で毎年度最多です。その理由は、やはり日本の多くの企業では労務管理業務のマンパワーがまだまだ不足しているからなのでしょうか?
今村 それはあると思います。いろいろな事情、背景があるのでしょうが、残念ながら他の部門と比べてエキスパートが少ないということは感じます。しかし、現在の労務問題を考えた場合、不払い残業や非正規雇用者の問題、過労死やストレスをはじめとした心身の疾患など、法的問題や生命、健康問題に発展する事案も少なくありません。多くの方々が労務管理の基礎を身につけ、こうした問題を身近にとらえることが期待されるでしょう。
塙 最後になりますが、ぜひ日本全国の「労務管理3級」受験者にアドバイスやメッセージをお願い致します。
今村 人事労務管理は、企業人として働く方々が常にかかわりを持つ重要な機能です。それはつまり「労務管理?自分には関係ない」という人は一人もいないことを意味しています。そうしたものを体系的に学ぶこの有意義な機会を、人事労務担当者はよりよい企業経営のために、その他の業務に携わる方々はセルフマネジメントのために活かしていただきたいと思います。
塙
ありがとうございました。
それでは1月28日から4日間、全8回にわたって講義の方宜しくお願い致します。本日は横浜までご足労いただきましてありがとうございました。
今村 こちらこそ、ありがとうございました。全国の「労務管理3級」受験者の皆さま、是非合格を目指して頑張ってください。
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