学校司書のための教職入門 vol.2      〜新学習指導要領への対応を視野に入れて〜

学校司書のための教職入門 vol.2      〜新学習指導要領への対応を視野に入れて〜

講師 大学教員4名
受講形態 来校・インターネット配信
受講料 一般受講者:各3,000円
一般一括申込:12,000円
前回受講者:各2,500円
前回受講者一括申込:10,000円

※全て税込表示
講義時間・回数 180分×5回
Yahoo!ブックマークに登録

この講座の概要

学校の中にある図書館で働く学校司書には図書館に関する知識だけでなく、教育学に関する知識を持つことが欠かせない。しかし、学校
司書の中には司書資格のみで勤務する方も多い。学校図書館活用教育が進む中で、図書館やメディアの専門家として授業支援や読書指導
に携わる学校司書にも教育心理学や教育方法に関する知識は今後ますます必須となる。
本講座では、現在、学校図書館に勤務されている学校司書を主な対象とし、教職課程で学ぶ基礎科目を取り上げ、学校職員として知って
おくべき知識を習得することをねらいとする。講義の際には実際の学校図書館活用教育、読書指導の事例なども紹介する。
本講座は2016年度に開催した「学校司書のための教職入門」の内容を踏襲しつつ、2020年度から順次完全実施となる新学習指導要領
の動向を押さえた内容となっております。

昨年好評いただきました「学校司書のための教職入門」第2弾をバージョンアップした内容で開講します。 変更ポイントは次の2点です。

①2020年度から順次完全実施となる新学習指導要領に対応した講義を行います。
新学習指導要領では各教科で「主体的・対話的で深い学び」の導入が目指されます。
また、新たに導入されるカリキュラム・マネジメントも注目すべき点です。学校図書館は新たな学校教育の動向にどのように関わることが
可能なのかを各講義を通して考えます。

②「学校と教育の心理学」の講義を充実させます。
臨床心理学、社会心理学を専門とする本学教員が新たに担当します。学校という組織をどう理解するか、コミュニティ、居場所としての
学校図書館の在り方を押さえつつ、学校司書として児童生徒と関わる際の考え方、コミュニケーションスキルについて考える機会とします。

この講座の受講対象

学校司書として学校図書館にお勤めの方(初任者〜ベテランまで)八洲学園大学で司書資格を取得し、
学校図書館を就職先としてお考えの方(上級講座として)その他、図書館にお勤めの方、図書館に関心のある方
前年度「学校司書のための教職入門」講座を受講の方

公開講座のお申込み



日程と内容について

日程 時間 内容
1 2017年
11月18日
13:00-16:10
【教職論、教育原理、教育課程論】(鎌田和宏先生)
公教育の理念と制度,歴史,教育課程(学習指導要領等),
教職の意義及び教員の役割等について基礎的事項を理解することを目標とする。
2 2017年
12月02日
13:00-16:10
【学校と教育の心理学 理論編・実践編】(竹田葉留美先生)
図書館における心理学の活かされ方、学校という組織、コミュニティとしての
図書室、生徒・学生の多様性についての基礎的知識を習得する。
生徒・学生への集団あるいは個人との関わり方について、教育心理学、臨床心理学、
社会心理学の知見を基に、より実践的に学んでいく。
またより良いコミュニケーションについて理解を深める。
3 2017年
12月16日
13:00-16:10
【教育方法論(原論)・教育方法論(社会科教育法)・理論編(社会科)】(鎌田和宏先生)
教育方法について、社会科の目標・内容・方法・評価について、学習指導要領の改訂を踏まえ、
これらの基礎的事項を理解する事を目標とする。
4 2017年
12月17日
9:00-12:10
【実践から学ぶ学校図書館サービス】(中山美由紀先生)
学校図書館のガイダンスや各教科・領域の指導の支援をどのように行うか、
新学習指導要領の視点から実践に学びつつ、学校図書館サービスのあるべき姿を考える。
5 2017年
12月17日
13:00-16:10
【特別支援教育論】(野口武悟先生)
特別支援教育の基本理念,制度,内容,最新の動向についての基礎知識を習得する。
特別支援学校等における図書館活用についても紹介する。

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

鎌田 和宏

鎌田 和宏

帝京大学 教育学部・同大学大学院教職研究科 教授 東京都の公立学校、東京学芸大学附属世田谷小学校、筑波大学附属小学校を経て現職。 研究分野は教育方法(情報リテラシー教育・授業研究)、社会科教育。学校図書館を活用 した授業の授業研究に取り組んできた。勤務先、信州大学等で司書教諭講習科目を担当。 著書に『小学生の情報リテラシー~教室・学校図書館をつないで~』(2007 年、少年写真 新聞社)『入門 情報リテラシーを育てる授業づくり~教室・学校図書館・ネット空間を結 んで~』(2016 年、少年写真新聞社)、編著書に『先生と司書が選んだ調べるための本: 小学校社会科で活用できる学校図書館コレクション』(2008 年、少年写真新聞社)、『改 訂新版 学習指導と学校図書館』(2016 年、放送大学教育振興会)等がある。

竹田 葉留美

竹田 葉留美

八洲学園大学 准教授・臨床心理士

◆大学や専門学校で臨床心理学を中心としたカウンセリングやコミュニケーション、ストレスマネジメント教育を行う。また管理栄養士や作業療法士、理学療法士など、対人援助職を目指す方々のための講座や、企業でのメンタルヘルスを中心とした各種研修、心理学に興味をお持ちの方のためのセミナーなど、心理学を日常に活かす講座を実施している。

◆研究領域:臨床心理学、社会心理学、観光心理学など。特に記憶とメンタルヘルスとの関係や、 旅行・観光とメンタルヘルスを研究する「メンタルヘルスツーリズム」など。

◆所属:日本心理学会、日本心理臨床学会、日本産業組織心理学会、日本産業ストレス学会、
日本臨床心理士会、東京臨床心理士会

◆著書:「自ら挑戦する社会心理学」土肥伊都子編著(共著)保育出版社
    「習慣を変えれば、人生は変えられる」郭 錦珠著 小口孝司監修(編集協力)教育評論社

中山 美由紀

中山 美由紀

成城学園高等学校専任司書教諭、千葉市学校図書館指導員を経て,2004 年より2017年3月まで東京学芸大学附属小金井小学校非常勤司書。司書教諭講習講師、埼玉大学、青山学院大学、専修大学、立教大学ほか複数の私立大学で非常勤講師として司書教諭科目を担当。


日本図書館協会代議員、日本子どもの本研究会監事、図書館情報学会会員。学校図書館専門職員の役割は教員とともに図書館の機能をもって子どもを育てることであるとし、蔵書構築、教育課程、協働を活動の核として、実践してきた。 2009 年に東京学芸大学の文部科学省委託事業として「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」を開設、2017年3月まで運営。現在は外部協力者として参加している。

共著
『先生と司書が選んだ調べるための本』(少年写真新聞社 2008 年)
『シカゴ・ボストン・ニューヨークに見る探究学習を支える学校図書館』
(全国学校図書館協議会 2009 年)
『学習指導と学校図書館』(全国学校図書館協議会 2010 年)
『多文化に出会うブックガイド』(読書工房 2011 年)
『鍛えよう!読むチカラ』(明治書院 2012 年)
『困った時には図書館へ 2 学校図書館の挑戦と可能性』(悠光堂 2015 年)
「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」
http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/

野口 武悟

野口 武悟

専修大学文学部・大学院法学研究科教授、放送大学客員教授
栃木県下野市(旧国分寺町)生まれ。埼玉大学教育学部卒業、筑波大学大学院図書館
情報メディア研究科博士課程修了、博士(図書館情報学)。2006 年より専修大学に奉職。
現在、日本子どもの本研究会(JASCL)会長、神奈川県小田原市図書館協議会副委員
長、茨城県守谷市図書館協議会副委員長なども務める。専門は、図書館情報学、特別支援教育など。
主な著書に『一人ひとりの読書を支える学校図書館:特別支援教育から見えてくるニーズとサポート』(編著、読書工房、2010 年)、『新訂 学校経営と学校図書館』(共編著、放送大学教育振興会、2013 年)、『多様性と出会う学校図書館:一人ひとりの自立を支える合理的配慮へのアプローチ』(共編著、読書工房、2015 年)、『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告 2015』(共編、ポット出版、2015 年)、『図書館のアクセシビリティ』(共編著、樹村房、2016 年)など。