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公開講座

講座記号:1019

教養講座(哲学)

ギリシア哲学は「愛」をどうとらえたか?
親愛論の古典を読む

講師 石井雅之
受講形態 登校・ライブ配信
受講料 25,000円(消費税込)
*教材費は含みません。
講義時間・回数 90分10回

講座概要

  • 親子の情愛から国家の紐帯まで、親愛・友愛としての愛を幅広く論じた古典として知られるアリストテレスの倫理学書を日本語訳でじっくり読み、解説します。今回は、『ニコマコス倫理学』第8巻を読みます。 愛の古典であるこの書物に関心はあるが読まずにいる方、一人で読もうとしたがわかりにくいと思った方、この講座で一緒に読み、含蓄豊かな内容を吟味しましょう。適宜原文の含意等も説明します。

対象

  • ギリシアの古典に関心があり、親子の情愛を出発点とする親愛・友愛について古典読解を通じて考察を深めたい方。哲学やギリシア語の素養は不要です。

日程と内容

1 4月30日(金)
20:10-21:40
〔序説〕アリストテレスの生涯における親愛。親愛に関する著作。
2 5月7日(金)
20:10-21:40
〔第8巻第1章〕生きるために必要なものとしての親愛。美しいものとしての親愛。
3 5月14日(金)
20:10-21:40
〔第2章・第3章〕愛されるべきものの3種と親愛の種別の対応。親愛の条件としての相互性。
4 5月21日(金)
20:10-21:40
〔第3章・第4章〕有用ゆえの親愛。快のための親愛。相手にとっての善を願う親愛(徳を身につけた善き人の親愛)。
5 5月28日(金)
20:10-21:40
〔第5章・第6章〕共に生きる活動としての親愛。親愛の中の感情と態度。3種の親愛の関係の諸相。
6 6月11日(金)
20:10-21:40
〔第7章・第8章〕優越する者からの親愛。親愛における均等性。愛することと愛されること。
7 6月18日(金)
20:10-21:40
〔第9章〕親愛と正義。
8 6月25日(金)
20:10-21:40
〔第10章・第11章〕家と国家の類比と親愛。
9 7月2日(金)
20:10-21:40
〔第12章〕親子の親愛、兄弟の親愛、夫婦の親愛。
10 7月9日(金)
20:10-21:40
〔第13章・第14章〕同等の人どうしの諍いの原因と親愛の条件としての均等性。一方が優越する人間関係における確執と親愛の条件としての均等性。
  • ※教材:アリストテレス著、高田三郎訳『ニコマコス倫理学(下)』岩波文庫、903円(税込)。
    教材は、書店等で各自購入してください。

講師プロフィール

石井雅之 1958年生。八洲学園大学教授。倫理学専攻。西洋古代・中世の倫理思想に関する研究をふまえて現代の倫理的諸問題に考察を加えることを課題としています。論文として「アリストテレスの親愛論における感情の位置」(2000)、「アリストテレスにおける政治と親愛」(2005)、「アリストテレスにおける国家と親愛」(2007)など、軽い読み物として「アリストテレスの生涯と思想における親子の情愛」(歴史と文学の会編『親子の愛と憎しみと』勉誠出版、2008所収)などがあります。

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