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エクステンション・公開講座 2011秋冬(2011年10月~2012年3月)

次の大震災への鉄道の備え

講師 阿部 等・林 能成
受講形態 来校・配信
受講料 3,000円(消費税込)
講義時間 90分

講座概要

  • 3月11日、現代社会に生きる我々日本人はだれ一人としてこの日を忘れないでしょう。本講座は、あえてその日を選んで開講します。東日本大震災の日、首都圏の鉄道は全て運行停止し、膨大な「帰宅困難者」が生まれました。そして首都圏直下地震の襲来がささやかれ、企業や学校での飲食料や毛布の備蓄等、「帰宅困難者」対策への関心が高まっています。次の大震災への鉄道に関する備えとして、何か「想定」を漏らしていないでしょうか。そしてその「想定」に気付いたら、全国民を挙げて「減災」する方策を一日も早く実行しなければいけません。東日本大震災で無念の思いを抱きながら命を落とした多くの人々に思いを馳せ、次の大震災への鉄道の備えについて皆で考えましょう。

対象

  • 興味・関心のある方ならどなたでも。

日程と内容

平成24(2012)年
3月11日(日)
14:00-16:10 〔第一部 問題提起〕
 89年前の関東大震災では火災が、17年前の阪神淡路大震災では建物倒壊が、昨年の東日本大震災では津波が、それぞれ死亡の最大要因でした。鉄道が専門の阿部講師が、首都圏直下地震がもし平日の朝8時前後に来たら、列車の脱線・転覆が死亡の大きな要因となり得ると「想定」すべきではないかと、その理由と実行可能な「減災」策について問題提起します。そして、地震学が専門の林講師が、最悪の条件が重なった場合の大震災の震源地と規模、そして鉄道での具体的な被害等を予測すべきと応じます。
〔第二部 対談、フロアディスカッション〕
 首都圏において列車の脱線・転覆が原因で多数の死傷者が出るやも知れません。社会全体の問題と捉えて全国民が関心を寄せ、事の重大さに気付き、真摯に議論すべきではないでしょうか。両講師が対談するとともに、受講者からの質問・意見も受け、問題点を明らかにしていき、参加者全員で健全な危機意識を共有することを目指します。

講師プロフィール

阿部 等
(あべ ひとし)
(株)ライトレール 代表取締役社長。日本大学 理工学部社会交通工学科 非常勤講師(鉄道工学)。東京大学 工学部都市工学科卒、修士修了。JR東日本へ第1期生として入社し鉄道の実務と研究開発に17年間従事した後、平成17年に(株)ライトレールを起業し鉄道を中心に交通計画のコンサルティングに従事。『満員電車がなくなる日』(角川SSC新書)
林 能成
(はやし よしなり)
関西大学 社会安全学部 准教授。博士(理学)。専門は地震学、地震防災。北海道大学 理学部地球物理学科卒。JR東海で地震早期警報システムの運用・開発に従事した後、東京大学大学院(地震研究所)博士課程修了。名古屋大学 助教、静岡大学 准教授などを経て平成23年より現職。『三河地震60年目の真実』(中日新聞社)など。
  • 受講に関する注意点※申込前に必ずご覧ください
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