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プラチナ・エイジ大学講座

日本の商人道

相変わらず不祥事が世の中で起こっています。組織風土がなせる業か、人間の弱さ、性なのか、はたまた有史以来からの伝統・習慣なのか、あきれて、しょうがないと思っている人も多いと思います。先人は今日のことを予想したのか、人間の弱さ、本能、煩悩からくる弱点を見通したのか、昔から人間の歩むべき道、商人が歩むべき道、道義を示し、啓蒙をしていました。この商人道シリーズは先例を振り返り、自らの戒めのためにも、先哲の言動を親炙すべく、江戸時代から昭和にかけての先人の教えを振り返る良い機会としての試みをまとめたものです。

講師:沼倉佑栄(本学教授)山本格(本学教授)秋吉正博(本学准教授)

第1回2009/12/1(火) 14:40~15:25
武士道と商人道

新渡戸稲造の「武士道」の背景と江戸の武士・商人の倫理観、道徳観について今日 活きているもの、廃れたもの、特に第二次世界大戦後失われたものを取り上げ、再考の是非を考えてみました。(担当:沼倉)

第2回2009/12/1(火) 15:30~16:15
江戸時代(前期)の商人道

元徳川家の武士で後に出家し仏教思想家になった鈴木正三の教え、天職論、職業倫 理について取り上げてみました。また、江戸中期に活躍した、心学者 石田梅岩について今日でも充分通用する顧客志向や商人道を講義や著書から紹介します。(担当:沼倉)

第3回2009/12/22(火) 13:00~13:45
江戸時代(後期)の商人道

商人ではなく武士の世界から、商人道を取り上げています。最初は 米沢藩主であった上杉鷹山の倫理観、道徳観、実践と行動に見る企業家精神について述べ、次に江戸末期 幕府の学問所「昌平黌」(昌平坂学問所)の儒官(大学頭)佐藤一斎の教えを最近の総理大臣と外務大臣との逸話をまじえ紹介します。(担当:沼倉)

第4回2009/12/22(火) 13:50~14:35
内村鑑三の代表的日本人の商人道

代表的日本人のなかの二宮尊徳、中江藤樹について、人としての道、道義、倫理観を中心に何故代表的日本人の中に加わったのか内村鑑三の視点から紐解き論じていきます。(担当:沼倉)

第5回2010/1/12(火) 14:40~15:25
江戸の商人気質と環境対策

エコロジーの観点から見た江戸の庶民や商人の生活の智恵、環境への配慮、理に適ったWIN・WINのビジネスの仕組み等事例を挙げて説明しています。(担当:山本)

第6回2010/1/12(火) 15:30~16:15
明治以降の商人道

渋沢栄一や岩崎弥太郎について、経営哲学、商人道について論語や儒教の教えを例に二人の間の逸話を紹介しながら洞察力の深さを追求します。(担当:秋吉)

第7回2010/1/26(火) 13:00~13:45
安岡正篤に見る商人道

平成の年号の発案者と言われる陽明学者で東洋思想家であった安岡正篤が没するまで何故昭和の政界、財界の指南役であったか、その教えは何かを学びます。(担当:沼倉)

第8回2010/1/26(火) 13:50~14:35
CSR(企業の社会的責任)と商人道

企業統治の土台にあるのは企業倫理、道徳であると思っています。CSR(企業の社会的責任)は企業統治を包含したものと捉え、CSRの観点から商人道を説く試みを論じています。(担当:沼倉)

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