今や、大学は第三者評価を受けなければならなっているが、独立行政法人も同じである。第三者評価は、国立大学の試行の方が早かったが、正式の実施は独立行政法人の方が先行した。
国立大学の試行も、独立行政法人の本格実施も、最初は混沌としていて大変であった。両方共、議論百出で、評価法も実施方法もなかなか決まらなかった。そのあげくに出来上がった評価実施案は、もともと日常業務に支障のないように評価を行うとされていたのに、日常業務に重大な支障をきたすようなヘビーなものであった。
最近の動きということで、先行している独立行政法人の評価を少し紹介すると、国の場合には、1期5年のサイクルで、今年は第2期の3年目に入っている。1期目はヘビーで、評価担当者も評価を受ける法人も音をあげたため、2期目に入って評価法を見直し、負担の軽減化を図る工夫が行われている。
イギリスの大学では、10年実施したところで、問題のない大学はライトタッチの評価に切り替えるといった改善を行っているが、我が国の場合には、法人をライトタッチとヘビータッチに分けるのではなく、すべての法人について評価項目や評価法に改善を加え、負担の軽減化を図るという方向に向かい始めている。
我が国の大学では、国立大学法人の第1期法人評価が終わりに近づいた。国公私立のすべての大学が7年に1回は受けなければならない認証評価も、既設大学の評価はそろそろ一巡しかかっている。
この後、評価法はどのように改善されるのであろうか。評価を受ける側としては、負担軽減を願わずにはいられない。
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