vol.5
『歓迎の言葉』

2007/04/11

今回入学式で私がお話しました歓迎の言葉を、掲載させていただきます。
入学おめでとう。皆さんの入学を心より歓迎いたします。
  寒い冬からようやく暖かい春を迎えました。本校に創立以来ある桜の木が今年も満開の花を咲かせてくれました。
  皆さんは今緊張し、不安な気持ちもあることでしょう。でもあの桜の花を見ると余計な力が抜けて心が和むのではありませんか。この学校も余計な力が抜けて素直なありのままの自分が自然に出せる心和む学校でありたいと思っています。
  つい先日二週間ほど前に、ここで三学期の終了式をしました。そのときに1年間、遅刻、欠席のない人や3日以内の欠席の人に賞状を一人一人に手渡しました。その数は全校生徒の半数を超えました。
  私が感じたのは生徒を誉めて賞状を渡しているのではなく、逆に生徒の側から「この学校は通える学校だ。」と誉められているようで嬉しかったです。
  またそれから一週間ほど前に、卒業して12年になる30才のおっちゃん達の同窓会に招かれました。20人くらいの人が集まりましたが皆一生懸命働いていました。その中である人が私の隣に来て今の会社は人の数が少なく忙しくて残業ばかりで大変と言っていましたが、彼は将来仲間とともに「家族に優しい会社」を作りたいと夢を語ってくれました。
  聞いていて私は目から鱗が落ちました。生徒に優しいだけではなく、家族にも優しい学校でなければならないと思えたからです。
  保護者の方も学校に来れば力が抜けて遠慮なく話ができる、そんな学校でなければ安心できる学校にはなりません。
  新入生の皆さん、保護者の皆さん、ありのままの自分が出せる学校です。今日からスタートです。「ゆっくり、ゆったり。」無理しないで一緒に進んで生きましょう。