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浅井経子の研究室便り

ゼミの学生さんから

2011/03/10

八洲学園大学にはさまざまな経験をおもちの学生さんがいらっしゃいます。社会教育新構想(演習)を履修した学生さんの中に、ちょっと変わった海外生活を体験された小林優子さんがいらして、お話しを伺うことができました。

現在、塾の講師をしていらっしゃる小林さんのお話は、次のように始まりました。

「忘れもしない2004年のある朝、NHKのニュースで八洲学園大学が紹介されていました。『一度も登校することなく卒業が可能な大学』と。
私は、これだ!と直感しました。
それまで、いくつかの大学の通信課程を調べていましたがスクーリングと学費がネックになって、入学を断念していた経緯がありましたから。」

高校時代はそれほど勉強が好きではなかったそうで、高校卒業後しばらくは劇団でお芝居をされていたそうです。
学びたいという意欲が湧いてきたのは、結婚されてお子さんが産まれてからとのことです。
「子育て中にスリランカとバヌアツ共和国でしばらく暮らし、外国から日本を見たことも、学ぶ意欲に火をつけた一因であったのかもしれません」ともいわれております。

バヌアツでは、生活費を稼ぐためにコロッケなどのお惣菜を作り、スーパーに置かせてもらい、合間には「南太平洋大学」(本校:フィジー)で英語を学んでいらしたとのことです。

さてさて"バヌアツ"という国名は聞いたことがありません。一体どこなのでしょう。
地図で調べてみますと、オーストラリアの北西、パプア・ニューギニアの南西、南太平洋の小さな島にその名があります。

何といっても小林さんの生き方を根底から変えたのは、「1986年4月26日に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故だった」そうです。
命に関わる重大な事故であることはわかっても、それ以上は理解できなかったといわれております。
「自分が余りにも物事を知らなさ過ぎると感じました。」
そこで、原子力や原発について書かれた本を買ってきては読まれたそうです。

「チェルノブイリ原発事故」といいましても、若い世代には知らない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
原子力発電所が火災になり、国境を越えて、多くの命が奪われました。人間も動物たちも・・・です。現在もなお、ガン等の病いに苦しんでいる人たちがいます。
人工衛星がその火災をとらえ、その死の灰が世界的規模の被害をもたらすと皆が震えあがったのですが、最先端の科学をもっても、たった1つの原子力発電所の火災さえ消火することができなかったのです。
全世界が、恐怖の中でただただ燃え尽きるのを見守っておりました。
何人かの消防士が犠牲的精神をもって消火に当たったそうですが、もちろん何の意味もなく、強烈な放射線のために即死状態で、汚染された遺骨はカンに密封されご遺族さえ会うことができなかったことを、ずっと後になってテレビが伝えておりました。

小林さんは次のようにいわれました。
「こうして、日本が原発大国であること、放射能障害がいかに恐ろしいものであるかということ、また、国民は原発のいい面しか知らされていないことなどを知りました。
それからは、本をよく読むようになり、折りあるごとに講演会にも参加するようになりました。そのような中で、いつか大学で体系的に学んでみたいと考えるようになり、八洲学園大学に入学しました。」

八洲学園大学で学びながら、2009年にはNPO法人「学校をつくる会」が開講している「国際ボランティアカレッジ」で半年間学ばれ、カンボジアでの現地研修では小学校にブランコを立てる活動に参加されたとのことです。
そこで目にされたのは、ゴミ山で働く子どもたち、そのゴミ山から救い出されて児童養護施設で明るく暮らす子どもたちであったそうです。

「灼熱の太陽と子どもたちの笑顔が脳裏に焼きついています。
いろいろな小学校を訪れ子どもたちと交流されたことが、八洲学園大学で学んだ家庭教育学とぴったり重なりました。」

小林さんは順調にいけばあと半年で卒業できるそうです。7年間の学業の後は、大学のエクステンションセンター公開講座の受講などをお考えになっています。

"子どもに住みやすい世界"に少しでも近づけるよう、海外ボランティアも視野に入れて、大学で学んだことを役立てたい、ともいわれております。
「子どもが住みやすい世界は大人にとってもきっと、よい世界だと思います。」

大学で学ぶことを可能にしてくれた「八洲学園大学」とこれまで指導してくださった先生方に感謝の意を示されながら、「"出来ることを、楽しく、無理せず"にやっていきたいと思います」といわれました。

学ばれたこと、経験されたことを生かして、世界の子どもたちのために活躍されることを期待いたしております。

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