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 教育現場での競争の是非が云々されている。肯定側は学校に競争原理を持ち込んで学校を良くしようという。「競争」と書けば、過酷な競争をイメージする人が多いからか、反対の意見も出てくる。しかし、良くできた人を褒めるのであれば、誰も反対しない。褒められる人とそうでない人がいるということは、ここで競争が起こっていることになる。 学校においても同じことで、成果を残した学校を褒めることは、そこで働く人はもちろん、生徒や卒業生にとっても名誉なことだ。だから、どんどん褒めればいい。もちろん、生徒の学力だけで褒める必要はない。スポーツ、芸術、ボランティア、マナーなどなど、各校が重点を置いて指導していることに成果が現れれば、広く世間に披露し、大いに褒める。各校は、他の学校のことを気にする必要はない。各校の方針にしたがって、教育を実践し、その成果を問えばいいのである。当然、同じような方針を掲げる学校もでてくるだろう。そうなると、その学校間では競争になる。それを避けて、別のテーマに取り組んでもいいだろうし、切磋琢磨するのもいい。大事なのは、成果を公正に評価し、それを世間に公表すること。その公表された情報を元に学校を選択できることではないろうか。


和田公人  Hirohito Wada
1960年3月1日生まれ
奈良県天理市出身、立命館大学経営学部卒業、
桜美林大学院大学アドミニストレーション修了
神奈川県茅ヶ崎市在住


 
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