八洲学園大学では、卒業生に在学中に提出したレポートを1冊の本にまとめて贈呈した。その本のタイトルが「教学相長の記」。教学相長とは、教えることも学ぶことになり、教える側も学ぶ側もお互いに成長できるという意味で、大学に相応しい学び方を言い表している。八洲学園大学はライブ配信のスクーリングやSNSで学生さん同士がお互いに助け合い、教えあい、刺激しあって学んでいる。単に知識を得るのではなく、学生と教師、学生同士の議論の中から学ぶのが大学での学びの真髄だろう。その大学での学びの成果を形にしたのが「教学相長の記」。よい記念になったと、受け取った卒業生の評判も良かったようだ。レポートの提出はすべてインターネット経由なので、自分でプリントアウトしない限り、手元になにも残らない。パソコンの中では、人に見せたり、手にとって眺めることができない。卒業証書は誰もが同じだが、卒業までの道のりはそれぞれ違う。各自の思いが詰まった「教学相長の記」は通信制大学のシンボル的存在になるかも知れない。
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