八洲学園大学 公開講座

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【八洲学園大学開放授業】ケーススタディー著作権法

【八洲学園大学開放授業】ケーススタディー著作権法

講師 藤森純一
受講形態 来校・インターネット配信
受講料(税込) 17,000円(税込)
講義時間・回数 90分×15回

この講座の概要

<著作権をめぐる課題を解決する>
 本科目は、『具体的ケースを解決する手法』を学びます。著作権をめぐる事件をベースに、何が問題で、どのように解決となるのか?といった思考過程を示していきます。
 ケーススタディーなので、具体的な場面から問題点が何か?を明確にしていく力を身に付け、その『問題を解決するための思考力』を学び、『現場対応力も』身につくように練習していきます。

 最初に著作権法の基礎知識を簡単に説明するので、すでに著作権法を学んだ方はもちろん、初めての方も、本講義の後にテキストで学ぶことで著作権に関するマネジメント能力は身に付けることが可能です。
【目標】
・著作権の知識を活かす方法を学ぶ。
・課題発見能力を身に付け、課題解決に向けての思考力を身に付ける。
・事例分析能力を身に付ける。

この講座の受講対象

どなたでも ※この講座は八洲学園大学開放授業として、本学正規科目「ケーススタディー著作権法」
を学生とともに受講します。 (入門的な内容で、高校卒業程度の学力が必要)

開放授業募集要項



日程と内容について

日程 時間 内容
1 2017年
11月04日
9:00-10:30
はじめに~著作権を学ぶ意義~
「生涯学習とは何か?」を踏まえて、法律を学ぶ意味を明確にしていきます。 
2 2017年
11月04日
10:40-12:10
【著作権制度の概要】裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『著作権と特許権、商標権などの著作権以外の知的財産権との違いについて』 
3 2017年
11月04日
13:00-14:30
【著作物①】左記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『洋服のデザインや調理方法は著作物として保護されるか?』 
4 2017年
11月04日
14:40-16:10
【著作物②】左記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『芸能人やアニメキャラクターの写真の利用はどうすればいいのか?』 
5 2017年
11月11日
9:00-10:30
【著作者①】左記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『ゴーストライターの著作権は?』 
6 2017年
11月11日
10:40-12:10
【著作者②】左記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『派遣社員が職務上作成した文章は派遣先、派遣元、それとも社員に著作権?』 
7 2017年
11月11日
13:00-14:30
【著作者の権利①】左記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『著作権の権利の発生についての問題点は?』 
8 2017年
11月11日
14:40-16:10
【著作者の権利②】左記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『スクリーンに他人の作成した資料を映写して説明する場合、どうしたらいいの?』 
9 2017年
11月18日
9:00-10:30
【著作物を無断で利用できる場合①】
上記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『ボランティアで使用するならば、著作権は気にしなくてもいいのか?』 
10 2017年
11月18日
10:40-12:10
【著作物を無断で利用できる場合②】
上記テーマを裁判例と実務での一問一答で検討する。
◇検討例
『公共の施設ならば、著作権は気にしなくてもいいのか?』
『図書館で利用するならば、著作権は気にしなくてもいいのか?』 
11 2017年
11月18日
13:00-14:30
『著作者の権利と著作物の利用』について、第5回か第10回までの講義の総整理を行う。
『司書としての心構え、FacebookやブログなどSNSで写真を利用する場合などの注意事項などを検討していく。』 
12 2017年
11月18日
14:40-16:10
【著作権の契約関係】契約書のひな形と実務の一問一答で検討する。
◇検討例
『著作権管理契約、著作物利用許諾契約について、チェックポイントを学ぶ。』 
13 2017年
11月25日
9:00-10:30
【権利の侵害があった場合の救済】裁判例と一問一答で検討する。
◇検討例
『著作権が侵害された場合の、民事的救済(損害賠償など)と刑事罰について検討する。
言い方を変えると、(悪意はなくても)著作権を侵害した場合に負う責任について学ぶ。』 

14 2017年
11月25日
10:40-12:10
登録制度や著作権をめぐる国際関係について一問一答で検討する。
◇検討例
『外国の著作物を利用する場合に注意すべきこと』 
15 2017年
11月25日
13:00-14:30
まとめ

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

藤森 純一

藤森 純一

経歴:八洲学園大学 准教授、行政書士法人横浜総合行政書士事務所所長。日行連・著作権相談員登録。
専門分野、研究テーマ:法律(民事・商事)、知的資産経営

実務家として10年以上、企業法務、家族法務など実務に関わる。八洲学園大学では、『家族と法』に関する講義の他、企業法務と経営、組織論をテーマとした講義を担当している。八洲学園大学の他、公務員試験対策予備校にて、公務員受験生向けの法律科目と面接、プレゼンテーションなどの講義を担当。企業経営者や従業員向けの法学セミナーなども担当している。

【八洲学園大学 正規担当科目】
日本国憲法と現代社会/法学概論/民法1(総則・物権)/商法/著作権法/ケーススタディ著作権法/消費生活と法/企業倫理/ビジネス・リーダーシップ論/民法2(債権法)/コンプライアンス概論/労働法/情報と法 /行政法/ビジネス文書作成・読解/知的資産マネジメント/CSRと経営戦略/家族と法/図書館基礎特論

▼藤森純一 准教授 詳細はこちら(八洲学園大学 大学サイト)
https://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_fujimori.php