八洲学園大学 公開講座

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小林一茶の近代へのまなざし

開講日: 12/04(日) , 11(日) , 18(日)

小林一茶は「すずめの子 そこのけそこのけ お馬が通る」「春風や 牛に引かれて 善光寺」など生き物への愛情を表した句が特徴の江戸時代を代表する俳諧師の一人である。現在でも愛される句を世に送り出した一茶であるが、その生涯は、幼少期の継母との不仲、遺産相続争い、子どもや妻との死別、貧しさや病気など、波乱の連続であった。また、幕藩体制が爛熟退廃で犯罪、略奪が横行し、地方の自治体も混乱をしていたが、一茶はその時代に36年間地方行脚を続け、信濃に定住してから一茶調と言われる俳諧を築いた。そうした状況であっても本人は「飄々としていた」と言われている。なぜ一茶は、そのような生き方ができたのであろうか。 この講座では、一茶の生きた時代・作品から一茶の考え方を学び、今を生きる私たちへのヒントなることを目標とする。特に一茶は俳諧だけではなく「生き方・人生」においても特異な生活と思索の方法をもって生涯を生き抜いた。14歳で出郷し、51歳で帰郷するまで全国各地を行脚して20,000句に余る俳諧を残している。その人生は単に「良く生きた」というべきに定まらず、まさに特異な人生であった。その精神を辿ってみることとする。
講師 中田 雅敏 受講料(税込) 講座概要に掲載
講義時間 90分×3コマ 時間帯 13:00-14:30
本講座の受付は終了しました。多数のお申込みありがとうございました。


揺れる大国ロシアは、日本にとって近くて遠い隣国です。
ソ連消滅をめぐる国内外の大きな変動により、ロシアは再び世界史の舞台に登場しました。1991年のソ連崩壊後に成立したロシアは、さまざまな問題に直面していました。広大な領土に暮らす多数の民族をいかに統合し、新たなナショナル・アイデンティティ(国のあり方)をいかにつくっていくかが、最大の課題の一つです。しかしながら、ロシアでは確固とした統合原理が見出せません。公的にも私的にも、自分探しの状態にあります。
そのような中、ロシアでは社会主義体制下で抑圧されてきたロシア正教会が復活しています。ロシアの国家・社会と緊密な関係を結び、国民を宗教的文化的に統合する役割を担いつつあります。
1999年、第二次チェチェン戦争が始まりました。ロシアのマスメディアは、憎悪表現に満ちたチェチェン報道を繰り返します。そして、ロシアにおけるチェチェン嫌いはイスラム嫌いに変化してきました。この戦争は、ロシアを分裂させていくことになります。
本講座では、各種調査のデータや現地の写真を眺めつつ、ロシアのゆくえについて考えます。
講師 宮川 真一 受講料(税込) <各回>1,000円
<3回セット>3,000円
講義時間 90分×3コマ 時間帯 13:00-14:30 , 14:40-16:10 , 16:20-17:50