八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

防災士養成講座 防災士養成講座

ゲートキーパー養成講座とは

ゲートキーパーとは「悩んでいる人に気づき、声を掛け、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人」のことです。自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、孤立を防いで支援することが大切です。地域のなかに身近な“こころのサポーター”となるゲートキーパーを増やしていくことで、大切な人の命を守り、自殺予防につなげていくことができます。国の自殺者数は、2010年以降減少傾向にありましたが、複雑化する社会、人間関係の希薄化、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、再び増加傾向にあります。また長期休暇後の児童生徒の自殺が増加することも心を痛める問題です。自殺は個人の問題ではなく、地域社会の問題として考えていく必要があります。

本学が開講する「“こころのサポーター”ゲートキーパー養成講座」では、基本的な傾聴技法とメンタルヘルスの知識についてお話をしていきます。ゲートキーパーとしての対応だけではなく、自分自身のストレスへの対処方法についても学ぶことのできる内容となっています。座学だけでなくグループワークやロールプレイングなど、参加型の研修です。

実施状況

以下は2024年8月に開催した「"こころのサポーター"ゲートキーパー養成講座」のアンケート結果です。
ゲートキーパーデータ
聴く。耳で目で心で聴くことの難しさと必要を感じる、考えることができました。
とても勉強になりました。修了証をいただけたのはとてもうれしかった。
とても勉強になりました。傾聴のロールプレイをできる機会はなかなかないので気づきが多かったです。
大変勉強になった。この 1 回で終わりでなく年に何回か受けたいと思った。またこのような機会を活かせるよう家庭や職場で頑張っていきたい。
ゲートキーパーの講義を自分の仕事や周囲の人との話に活かせる良いと感じました。
自殺が悩みや孤独等のプロセスの結果なのだという事を知り大変驚きました。出来事の結果ではなく、その結果に至るまでのプロセスに注意を払い、相談者に寄り沿えるようになりたいと思います。ボキャブラリーを増やすことと同時に、ただ黙って話を傾く訓練もしていきます。

開講日程について

"こころのサポーター"ゲートキーパー養成講座【2025年2月開講】(こちら)

2024年3月以降の開講は未定です。メールマガジンへ登録すると、開講が決まった際にご案内いたします。(こちら)