八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

市民の司法参加とデジスタンス ~裁判員が評議・評決に関わる意味

市民の司法参加とデジスタンス ~裁判員が評議・評決に関わる意味

講師 山梨光貴(ゲスト講師)
小関慶太 (コーディネーター)
受講形態
受講料(税込) 500円(税込)
講義時間・回数 70分×1回

この講座の概要

本講座は終了しました。多数のご受講ありがとうございました。

近年、再犯防止対策が重点的な課題であり、我が国の犯罪者処遇の基本的な考え方は「犯罪者の社会統合(再統合)」であり、そのためには司法と福祉の連携、更生保護を支えるサポーターの活躍が期待されます。また犯罪に対しては、犯罪原因論が示す、「行為者の資質」の原因の除去(いわゆる「medical model」)から「人はなぜ、罪を犯すことをやめるのか」という「犯罪からの離脱」(desistance)にシフトしてきました
本講座では、市民の司法参加として裁判員として刑事裁判において評議・評決に関わることで「犯罪からの離脱」にどのような影響、効果、意味があるのかを考えて行きます。ここでの学びは、学校や児童館で働く司書(・目指されている方)にも子どものやり取りにおいて問題解決のヒントになります。

ゲスト講師:山梨光貴(中央大学法学部通信教育課程インストラクター)

この講座の受講対象

どなたでも

日程と内容について

日程 時間 内容
1 2018年
06月21日
18:30~19:40
【犯罪からの離脱のメカリズム】
 社会的な要因を中心に離脱について考えて行きます。
【更生保護による統合アプローチ】
 社会統合の方法論について考えて行きます。
【質疑応答】

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

小関 慶太

小関 慶太

八洲学園大学 生涯学習学部 准教授
八洲学園大学 リカレント研究センター 研究センター長

経歴:中央学院大学法学部卒業、桐蔭横浜大学大学院法学研究科修士課程、同博士後期課程を経て、現職。
[研究テーマ]特定少年の実名報道基準の研究/実学実践的教育研究/子どもの安全等

[八洲学園大学 正規担当科目]
市民のための刑事法入門、犯罪と心理、社会と安全入門、法と心理入門
はじめて学ぶ刑法総論/刑法各論/刑事訴訟法/裁判員制度
少年法入門、子どもの問題行動と非行、刑事政策概論、法社会学
子どもの遊びと公園、特別研究(犯罪学Ⅰ・Ⅱ)、刑法判例研究Ⅰ・Ⅱ 等

[著書]
『こども・先生のための法学入門』三和印刷社、2019 他

一言メッセージ:「どこで学ぶのかより、何を学ぶか」が大切だと考えています。

■詳細
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_koseki.php