八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

開放授業

【開放授業】不登校・ひきこもり特講(2026春)

開放授業

【開放授業】不登校・ひきこもり特講(2026春)

講師 鈴木 啓之
受講形態 インターネット  来校
受講料(税込) 講座概要に掲載
講義時間・回数 90分×8コマ

この講座の概要

//はじめに

・本学のeラーニングの楽しさを体験していただけるよう、正規授業の一部を「開放授業」に指定しています。
・本講座は「授業体験コース」と「まるごと受講コース」の選択制です。詳細は以下をご覧ください。

コース名 授業体験コース まるごと受講コース
受講回 初回+2回目の計2コマ 全8コマ
受講料(税込)  3,300円 11,000円
受講形態 ライブ受講のみ ライブ受講・オンデマンド受講
オンデマンド期間 なし 2026年9月30日(水)まで
アカウント利用期間  2回目の授業終了翌日まで 2026年9月30日(水)まで
質問機能 不可
最終試験 対象外(配信しない) 対象外(配信しない)
単位認定 不可(修了証なども発行なし) 不可(修了証なども発行なし)
コース変更の可否   受講料納入後の「まるごと受講コース」への
変更可(差額分の納入が必要)
  受講料納入後の「授業体験コース」への
変更は不可(返金不可)
備考 在学生の申込不可 在学生の申込不可

//講座のご紹介 ※授業難易度:一部専門的な内容も含むが事前知識を要しない

不登校児は年々増加傾向にあり、2024年度統計で全中学生の6.8%(40人学級あたり2.7人)に達し、学校の指導による再登校率は4割を切るなど、ますます深刻な社会問題になっています。そこで、不登校にいたる多様な原因を追求するとともに、状態像別に教育・医療・保健・福祉の様々な側面からの支援について詳解します。とりわけ、(不登校の直接契機となる表面的な事象ではなく)子どもの打たれ弱さの因となる心理的・生理的背景要因に焦点を当てます。
不登校児や教室へ入れない児が激増して保健室の収容能が足りないため、学校図書室が自校/近隣校児童生徒の居場所または自習場所として活用されることが多くなってきました。学校図書館司書が不登校/学校不適応児の最も身近な相談相手となったり、(児とそりの合わない)クラス担任からのアジールとなる事例もあります(毎年のように、そのような立場の学生さんに受講いただいております)。
八洲学園大学の附属高校「八洲学園大学国際高等学校」は、さまざまな理由で地域の学校へ通えなくなった方の就学機会を保障することを目的に設立されました。最終回では、その教育実践もあわせて紹介します。

//参加上の注意

・講義中に生じた疑義・批判・聞き洩らしは、すぐにチャットに投げてその場での回答を求めてください(こちらから積極的に掛け合ったり質問タイムを設けたりしません)。
・沖縄の附属高校からライブ配信することもあります。その際は、来校受講しても教室に教員はおりません。

//教科書

利用しません。不登校に関する教科書は教育実践や臨床支援に偏っており、当学のユニークな内容を十分にカバーしていません。代わりとして、各授業で必要な資料は、PDF文書等により、その都度掲載予定。

//申込期限

2026/3/24(火)まで

//公開講座担当からのコメント



「90分の授業があっという間に感じた」と評判の鈴木啓之教授による授業です。「まるごと受講コース」でも全8回と短い期間となりますが、八洲学園大学国際高等学校 校長という顔を持つ教授が広い視点から不登校について論じます



//ミニ授業(参考)

この講座の受講対象

(授業体験コース)どなたでも
(まるごと受講コース)入学せず授業を受けたい方、授業を本格的に体験してみたい方

日程と内容について

日程 時間 内容
1 2026年
04月10日
9:00-10:30

〔不登校・社会的ひきこもりの定義と統計〕

不登校児童生徒にかかる国の全学校調査速報値をもとに、日本の教育・福祉における不登校
問題の深刻な状況を、示してゆく。
2 2026年
04月17日
9:00-10:30

〔『不登校児の医療支援』 精神保健福祉領域〕

「厚生労働省ひきこもりガイドライン」からみた、不登校児の精神医学的な診断・治療・支
援について紹介し、学校現場での不登校児生徒指導の課題について紹介する。不登校に至っ
た心理的挫折の乗り越えを目指す精神医療の立場から、再登校指導一点張りの学校の指導方
針についても批判的に考えてゆきます。
3 2026年
04月24日
9:00-10:30

〔『不登校児の医療支援』 小児心身医学領域〕

「小児科医のための不登校診療ガイドライン」からみた、不登校児の心身医学的な診断・治
療・紹介について紹介します。学校を休み始めるまえの段階から診療を行うことや、休養を
肯定し不登校症状の一時的後退や停滞を許容する医学アプローチや不登校の改善にかかる客
観評価基準など、学校の不登校対策にはない視点を紹介してゆきます。
4 2026年
05月01日
9:00-10:30

〔発達障害児の不登校リスク〕

発達障害児は、その症状の軽いほど早期に不登校になりやすく、一旦不登校になると、そ
の行動障害・認知的な偏りから再登校が困難であることを紹介しながら、学校で不登校に
至らせないための環境改善について考えてゆきます。
5 2026年
05月15日
9:00-10:30

〔性格や性向にかかわる不登校〕

解離性障害・強迫神経症・自己愛性パーソナリティ児の不登校について、医学的な治療や指
導の方針紹介し、不登校に至りやすさと改善の困難さのリスクがあることを考えてゆきます。
6 2026年
05月22日
9:00-10:30

〔児童虐待後遺症による不登校〕

過去の幼少期の虐待経験がPTSD/愛着障害となり、中高生での不登校となるリスクが高いこ
とや、治療や指導の方針と改善の困難さについて紹介してゆきます。
7 2026年
05月29日
9:00-10:30

〔不登校の社会的背景〕

昭和には低かった不登校率が、平成・令和の今に至るまで増加傾向にあります。子ども一人
一人の個別の問題の背後に、現代社会・文化的背景が子どもの打たれ弱さを強めていると考
えられます。逆に我々一市民は、個別課題に関われなくとも、地域課題を改善してゆくこと
で不登校の発生や継続を抑えてゆくことができるはずです。そこで、不登校に陥りやすさの
要因・不登校からの立ち直りにくさ要因の2方面から多様な背景要因を探ってゆきます。
8 2026年
06月05日
9:00-10:30

〔八洲学園の不登校支援 学校に通えない子のための学校〕

八洲学園大学の附属高校「国際高等学校」は、不登校支援を主な目的として設立された学
校です。そこで、この学校が前籍校を不登校あるいは退学し挫折した子どもをどのように
受け入れ、支援しているかを紹介いたします。
※この講義は1単位科目、
7.5講義回分ですので、最終回講義時間は60分程度とします。

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

鈴木 啓之

鈴木 啓之

経歴:八洲学園大学 教授、博士(医学)
専門分野、研究テーマ:ヒトの内的状態の他覚的客観評価、障害児生理心理学

【八洲学園大学 正規担当科目】
障害児の理解と支援/障害児の子育てとしつけ/医学一般/情報アクセシビリティとバリアフリーデザイン/不登校・ひきこもり特講


▼鈴木啓之 教授 詳細はこちら(八洲学園大学 大学サイト)
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_suzuki.php

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