
ライフステージと法
2015/01/13
今年度の講義も終盤にさしかかってきました。
今日は、「生活の中の法」の講義で、相続の承認・放棄について。
相続制度を知ることで、自分自身のビジョンの実現へのストーリーをどう展開するか?
が分かってくると思います。
例えば、放棄の熟慮期間は3か月となっている。
承認するにしても、放棄するにしても、あとになって撤回もできないので、結論を焦って出してはいけない。3か月という期間しかなければ、事前に方針を決めておかなきゃというように見えてきます。
もちろん、そのほかに考慮すべき点はでてきます。
どの財産をどのように承継し、活用してくか?
生命保険とか、遺族年金とかはどうなるのか?
どれもビジョンと合っているか?と照らし合わせながら考えてみることになります。
さて、生活の中の法で登場した相続法だけではなく、
ライフステージにあわせて、法律は関わり合いが必ずあります。
恋人との関係、結婚、離婚、子供との関係・・・・
買い物や仕事のこと・・・
生活の中の法のほか、消費生活と法の講義で触れたことも、
自分のビジョン実現のストーリーでどのように法律がかかわるか?
が出てきます。
生活の中の法と消費生活の法、両方の講義のダイジェスト版として、
『ライフステージと法』(有斐閣)
を一読することをおすすめします。
(本日の講義で紹介した本ですね。)
それぞれのライフステージごとに、どんな法律があるのか?
ライフステージごとの悩みや課題についての対処のヒントがでています。
講義のまとめとして、どのように活かしていくか?
を最後に考えるのにも良いでしょう。
ビジョンを描き、ライフプランを描き、法律との関係から、どう行動したらいいのか?
描いてみてください。
<推薦図書>
『ライフステージと法 第6版 (有斐閣アルマ)』
※試験に反映させるとか、単位取得とは無関係なので、読まなきゃいけないというわけではないのでご安心を。
【八洲学園大学 公開講座】
司書のための法律入門~リーガルリサーチの方法
http://www.yashima.ac.jp/univ/extension/course/2015/01/post-346.html
八洲学園大学パンフレット ※八洲学園大学の各種資料をダウンロード頂けます。
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