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藤森純一の研究室便り

資格を取得することの現実

2016/01/04

2016年がスタートしました。


今年もよろしくお願いいたします。


相変わらず、学術的ではない内容のブログとなるかと思いますが、学習の息抜きとして、『毎回』読んでください。


さて、本学では「司書」をはじめとする資格取得を目指して入学している方も多いですね。
資格を取得する動機は、どんなものでも結構。それぞれのビジョンを描き必要と判断して目指す。
ライフプランを考えてビジョンを描いている点ではとてもいいことだと思います。


しかし・・・
思い通りにいかないのが世の常です。
資格を取得したらどう変わるのか?ということは、「大いなる誤解」があるので、ここでお伝えして、新年の意気込みを新たにしてもらいたいともいます。


まず、資格を取得したら「仕事」が変わるか?


はっきり言います、変わりません。


例えるなら「運転免許」を持っただけで、目的地に安全にたどりつくか?といったら辿り着きませんね。


なぜ仕事をするのか?というビジョンに立ち返って、「資格」を取得したらどうなるか?を考えなくてはいけません。そして、大事な視点は次の視点。


資格を取得すると、「あなたの評価が下がります」


資格を取得すると「評価」が上がるのでは?と思うかもしれませんが、違います。
たとえば、法律系資格を取得していない方が、法律に詳しいと評価は上がりますね。
「プロじゃないのにすごい!」って。


一方で、弁護士資格を持っていて、「法律に詳しい」となるとどうでしょうか?
「当たり前でしょ」
という評価になります。


資格を持つということはそういうことです。「詳しい・専門性があるのが当たり前」ということから評価がスタートです。


そうすると、仕事のために資格を取得するとなると、評価が上がるのではなく、当たり前というレベルからスタートすることになります。


では、資格を仕事に役に立たせたいとなると、何が必要か?
専門性を活かすための能力が必要です。


専門性を活かすための能力とは何か?


これを仕事をなぜするのかというビジョンに照らし合わせながら考える必要が出てきます。


例えば、図書館の館長になるというビジョンがあるならば、組織マネジメントを知らなければならないでしょう。その中には、コンプライアンスということを知る必要があります。
館長ではないけど、地域連携などを図り地域活性化にも図書館を活かしたいというビジョンがあるならば、知的資産マネジメントを学ぶ必要が出てきます。


こういった資格取得科目以外の面が、資格取得後は評価がなされることになります。専門性と多彩な能力を駆使していくということが、資格を仕事で活かすということです。


資格を取得できればいいんだという発想では、資格を取得した自分がいるだけです。
社会的な立ち位置は何も変わりません。
資格をどう生かすか?を考えながら、資格取得の学習を進めてください。

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