
北風と太陽
2016/12/24
あやしい空、でした。雲の流れが速く、雲の切れ間から冬の青空と、太陽の光が見え隠れしていました。
昨日は、国民の祝日、天皇誕生日。祝日であることに感謝して、午後、ウォーキングに。北風の吹くなか、太陽は、雲にかくれたり、顔をのぞかせたり。そのとき思い出しました、イソップ話の「北風と太陽」の話を。
北風が吹くときとは、このようなときです。晴れてはいても、雲が風に吹かれてくると太陽はすぐに隠れてしまいます。いくら、太陽がおだやかであり、包容力があっても、北風が雲を吹き寄せてしまえば、太陽の光はさえぎられ、旅人のコートを脱がすことはできません。肝心なのは、太陽が、雲の善に向かう主体性をどのように引き出すことができるか、でした。
そうでしたか。太陽は、のんべんだらりと旅人に温かな光をなげかけていたのではなかったのですね。北風におだやかな笑みをなげかけて無益な対抗心を起こさせないようにし、尚且つ、旅人に温かな光をなげかけていたのでしょう。旅人のコートを脱がせているように見せかけて、実は、北風がおだやかな心になるように苦心していたのでした。
わたしにとっての太陽はだれか…と考えていて、今年、亡くなられた、ある方のことを思い出しました。思えば、わたしを、遠くから温かく見守ってくださっている方でした。その方とのありし日のことを思うと、心は、沈みます。
で、久しぶりに「人生カード」を引いてみました。
次の札が出てきました。
そう来ましたか。
そうでした。その通りです。
心がそっくりもっていかれました。
人生カード
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