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渡邉達生の研究室便り

収納(しのう)

2022/10/07

コンバイン1.jpg

 天の恵みです。おかげをもちまして、稲の収穫をすることができました。この稲の収穫作業を、子どものころは大人たちが「しのう」と言っていたのを耳にしていました。どうして「しのう」というのか、そんな疑問もわかず、そういうものだと思っていました。

 子どもたちには、「しのうやすみ」というものもありました。家の稲刈りや脱穀を手伝うために、学校がお休みになるのです。大らかな時代でした。そのことで、大人が汗を流して働いているところを身近に見て、子どもながらに役立ちたちと、健気に動き回っていました。今思えば、そのような体験があるから、田んぼへの愛着があり、年をとっても果敢に稲作に挑戦できます。当時の学校関係者の方の粋なはからいに感謝です。

 さて、どうして「しのう」と言っていたのか。気になりました。調べてみると、おそらく「収納(しゅうのう)」という言葉が、長い間に「しのう」となったのではないかと解説しているブログを見つけました。「しゅう」は口をとんがらせて発音するので、忙しいとき、疲れているときには、口を動かすのも大変で、「し」で代用したくもなります。そう考えると、これだなと思えて来ました。

 今や、稲の収穫作業はコンバインで、ダダダ...と、田んぼの中を一走り。そして、春のころから、あれほど手をかけて来た田んぼの稲は、瞬く間に消えて行きます。まさに、収納です。これまでにはいろいろとつらい作業もありましたが、そんなことも一気に消え去りました。そして、秋風を顔に受けながら、一つの仕事を成し遂げた心地良さを味わうことができました。ここまで支えてくれた天と地域の人たちに感謝です。東京にもどります。

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