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「低エネルギー社会について考える」7月21日・28日 開講

2012/04/27

7月21日(土)28日(土)に公開講座「低エネルギー社会について考える」を開講します。

東日本大震災を契機に日本人の心に大きな変化が起きました。日本ばかりではなく世界も変わり始めました。この変化を引き起こした力の一つがエネルギー問題です。

原子力発電への逆風(安全神話に対して)、石油資源枯渇の問題がそれです。いま求められているのは低エネルギー社会の構築。エネルギー資源に乏しい日本。目の前に広がる貧困へのすべり台に足をとらわれることなく、エネルギー使用量の少ない活力に満ちた社会を作ること。

本講座では低エネルギー社会について考えていきます。

この機会に皆様の参加をお待ちしております。


▼講座概要━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■公開講座 「低エネルギー社会について考える」

□受講形態 :来校・インターネット配信
□開催日時 :2012年7月21日(土)・28日(土)
       両日とも13:00-14:30,14:40-16:10
□会場   :八洲学園大学(神奈川県横浜市西区桜木町7-42)
□会場URL :http://www.yashima.ac.jp/univ/information/access.php
□定員   :20名(応募者多数の場合は増員の可能性有)
□受講料  :全4回で8,000円(税込み)
□お支払方法:銀行振込または会場で支払 ※詳細はお申込時にご案内いたします。
□お申込先 :u-yue@yashima.ac.jp/045-317-4401

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▽7月21日(土)13:00-14:30
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1年前、東電管内でおきた計画停電はエネルギー多消費型生活の脆さをあらわした。これを契機に石油ピークに注目が集まり、一方原発に対し逆風が吹いた。しかし、量的に代替出来る新エネルギーはない。それゆえ自然の恵みを生かしながら低エネルギー社会に移行することが必要になるだろう。ここでは低エネルギー社会に関する基礎事項を学ぶ。
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▽7月21日(土)14:40-16:10
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石油の一滴は血の一滴と例えられるように石油は現代文明を支える上で無くてはならない資源だ。その石油が生産のピークを迎えた。ここでは人間活動に必要な資源が不足した時、人間社会が被る影響を二つの例をあげて学ぶ。1)石油輸入量が激減した時のキューバ人の生活、2)イースター島の高度文明を崩壊に導いた森林破壊(木材不足)。
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▽7月28日(土)13:00-14:30
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現代文明は非再生可能なエネルギーを大量に使用している。石油、原子力燃料ウランもその一つだ。石油は生産のピークを迎え、今後巨大油田の発見は期待できない。石油はまた肥料・農薬・化学繊維等の原料だ。原子力には安全性の問題がある。ここでは石油資源、原子力に焦点を当て、生活とエネルギーとの関係を考える。
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▽7月28日(土)14:40-16:10
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石油、原子力の代替エネルギーはあるのだろうか。自然エネルギー(太陽光発電)、シェールガス、メタンハイドレードの現状を学び、来るべき低エネルギー社会について考える。また低エネルギー社会では、今まで以上に家族の在り方等に向き合うことが必要になるだろう。この問題についても時間の許す限り話し合いたい。


□講師:山本 格(やまもと ただし)━━━━━━━━━━━
早稲田大学工学修士、工学博士、南京工業大学名誉教授。職歴:通産省工業技術院資源環境技術総合研究所研究員、早稲田大学理工学総合研究センター客員研究員、英国リーズ大学客員研究員、ドイツ・シュツットガルト大学客員研究員、八洲学園大学教授等を経て現在、同大学非常勤講師。専門:熱輸送、省エネルギー、エネルギー系環境問題。論文、著書多数。

 

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