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小関慶太の研究室便り

施設参観希望者募集中!

2017/06/16

2017927日(水)、施設参観(課外活動)を行います。


 

今回の参観先は、国内最大級の女子刑務所です。

 

前回は、医療刑務所に行きました。


 

女子が収容されている刑務所は、札幌刑務支所、福島刑務支所、栃木刑務所、笠松刑務所(岐阜)、加古川刑務所女子収容区(兵庫)、和歌山刑務所、岩国刑務所、美祢社会復帰促進センター(山口)、松山刑務所西条刑務支所(愛媛)、麓刑務所(佐賀)です。

 

 

 

参加を希望される在学生、卒業生は、「大学からのお知らせ」に従ってお申し込みください。

参加希望者多数の場合は、抽選になることがあります。

 

【女子の犯罪状況】

平成12年前後から刑務所の過剰収容が問題となりましたが平成18年前後から減少傾向にあり、平成27年末で72.4%(全体)です。ただ77庁中3庁でいずれも女子の収容施設は、収容人員が収容定員を上回っています。女子の既決収容数は平成23年まで増加傾向であったが平成24年以降は減少傾向です。収容率は、平成18年まで100%を超えていたが平成27年末94.2%です。

女子入所受刑者は、若年者層(29歳以下)は、減少傾向にあるのに対して、問題となるのは高齢者層(65歳以上)であり、過去20年で見てもかなりの増加傾向にあります。

特に高齢者層の女性(検挙人員:16,297人)の内81.2%は、万引きです。さらに10.6%が万引き以外の窃盗です。収容者数でみると女性高齢者(319人)の内、窃盗が83.1%、詐欺5.6%、覚せい剤取締法違反3.4%です。


参考文献:法務省法務総合研究所『平成28年度 犯罪白書』(2016年)

 

【公開講座のお知らせ】

テーマ:高齢者の犯罪に対して、 私たちは何ができるのだろうか?

日時:2017715日(土)13001350

 

昨年度、本公開講座で「高齢者犯罪の現状と課題」について扱いました。今年度は、これから超高齢化社会、超高齢社会に進む中で高齢者が罪を犯させないためにどのような行政的なサポート、民間(サービス)的サポート、地域のサポートが可能であるかを考えていきます。また地域連携として公共図書館や大学で何ができるかについても考えていきます。
このようなサポートは、高齢者に対してのみならず家族へのサポートにもつながることで老々介護や介護殺人(無理心中)防止にもつながっていきます。





写真:1900年の歴史のある武蔵野国の守り神・大国神社入口の大木

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