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水戸部優子の学長ブログ

顔を出さないからこそ生まれる学び

2025/08/26

連日の大雨で各地に被害が出ています。被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を願っております。


さて本日は、本学のこだわりの一つである、学習システムについて少しご紹介したいと思います。
八洲では SOBA という独自の学習システムを使用しています。
SOBAには、主に教員の顔が映る画面、資料(パワーポイント等)の画面、学生が発言の代わりに書き込むチャット画面の3つの窓があります。(ほかにも理解度チェックなどの機能もありますが、ここでは割愛します)

SOBA_pc.jpg

一般的なオンライン会議システムでは受講生の顔も並びますから、教員の顔画面だけというのは珍しいかもしれません。さらに、発言は音声ではなくチャットに書き込むスタイルです。
一見すると特殊に思えますが、実はこれが学生からも教員からも好評です。
学生は顔を出さずに受講できる安心感がありますし、教員にとっても新しい発見があるのです。
「顔を見ながら授業をしたい」という声も教員からはあります。学生の表情や反応が見えると安心感があるのは自然なことです。

しかし、必ずしもすべての人が自分の状態を表情に出せるわけではありません。中には、教員に気を遣ってわかったような表情をする人や、集中が途切れていても、しっかり受講しているようについ見せてしまう人もいるでしょう。
そのため本学では、あえてSOBAを用い、顔を出さないスタイルを尊重しています。これは単なる制約ではなく、八洲ならではの教育のこだわりです。

jugyo_slide2.jpg

このスタイルには次のような特徴があります。
* 総じて発言が活発になる
* 対面では声を上げにくい方も意見しやすい
* 「書く」ことでワンクッション置き、考えを整理して発言できる
* 複数人が同時に書き込め、議論が並列的に広がる

こうした特徴は学びを豊かにし、教員にとっても新しい発見や楽しみにつながります。表情に頼らず、言葉や行動を通して多様な声が交わされることで、これまでにない学びの場が生まれているのです。
加えて、平均年齢38歳という幅広い世代の学生が全国から集まっていることも、多様な意見や学びを生み出す背景となっています。

ここで少し俗な言い方をお許しいただければ、「陰キャ」「陽キャ」という分け方があります。言葉としてはカジュアルですが、「人見知りタイプ」「社交的タイプ」ともニュアンスが少々異なりますし、実際に多くの人が自分を表現するときに使っているのも事実です。
この"陰か陽か"については、「自分は陰だ」「陽に見せているけれど実は陰だ」と感じる人が大半を占めるそうです。
八洲での学びは、たとえば「自分は少し陰のほうかな」と思う方であっても安心して、居心地よく受講できる場になっているのではないかと思います。

「顔を出さないからこそ、チャットだからこそ活発なやりとりが生まれる」----SOBAを用いたこの学びのスタイルこそ、本学独自のもの。これからも大事に育てていきたい"八洲らしい"スタイルです。
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