
別の思考回路を開く
2013/06/22
昨日の6月21日から明日の23日まで、池袋の東京芸術劇場で、わたしの通っている陶芸教室の生徒作品展が開催されています。写真が、わたしの作品の部分です。そう、わたしは生徒なのです。まだまだ未熟な自分を多くの人の目にさらすことは、はずかしいことですが、その自分を捨てることで、生きていることを実感することとなりました。
先日、ある小学校の先生が、今年の春、新採用になった先生が「どうもあぶない」と心配していました。学級の子どもたちが言うことを聞いてくれなくて参っているそうです。つらい時期だなと、自分の新卒の頃を思い出しました。わかりやすく教えることを思う、多くの子どもたちが楽しく学べることを思う...、しかし、思ったことを、自然体で実行できるには、経験が必要なのです。わたしの経験でいうと十年はかかります。新卒では、うまくいかなくて当たり前のことです。そこで苦しみに埋没するのではなく、そのなかで生きる楽しみを見つけ出す、別の思考回路を開くといいなと思いました。
先週扱った教材に、挫折したときのヒントを与えてくれる話がありました。「よく見ろ、よく聞け、よく云う」という言葉を残したある方の話です。挫折して、いやなことをいやだと思っているとき、心はつぶれて行くしかありません。しかし、いやだと思っていることも、よく見てみると、そこに生きる楽しさや、がんばることのうれしさを見つけることができる、という実例でした。世の中、なかなか、思った通りには進展しません。それが当たり前なのです。ときには、めげてしまうこともあります。それは自分にこだわっているから。その自分を捨て、生きる楽しみを見つけ出す別の思考回路を開いてみたらどうでしょうか。
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