
大きな夕日
2014/02/24
大きな夕日が、西の空に沈もうとしていました。大きいなあ。まんまる。ずっと見とれていました。一日のうちで、昼間の太陽と夕方の太陽と、大きさが違うはずはないですね。ですが、昼間の太陽よりも、どう見ても大きく見えます。図らずも太陽に照らし出されたのは、公園にある桜の枝か、ケヤキの枝。お休み時にスポットライトを浴びることに。
それにしても、あまりにも見事な落日を前にしていると、涙が出てきそうでした。今、年度の終わり。今年度、このように美しく生きることはできたか...。いやいや、その真逆の、恨みや、妬みの中に居たことの方が多かったような気がします。だから、涙が出てくるのかな。ヨゴレを洗い流そうとしてくれているのでしょう。
赤瀬川源平作「宇宙の缶詰」という作品を見たことがあります。カニ缶のふたを開けて、中を空にし、外側にあるラベルをはがして内側に貼る。そして、再び缶のふたをもとにもどして、はんだ付けで密封。人の見えるものが缶詰の中に納まっている。それが宇宙の缶詰。その宇宙の缶詰の中にいるような不思議な感覚になりました。
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