「司書:身近で親しまれる図書館づくり」

野口さん
2024年秋期に、図書館司書資格取得を目指し正科生(資格・リカレント編入学)として入学。 現在は、図書館長として、多くの方に足を運んでもらえるよう、自治体や教育機関、企業などと連携しながら、地域に根ざした取り組みを進め、身近で親しまれる図書館づくりに努めている。
(2025年10月21日掲載)
◆野口さん
修了生の野口さんへお話を伺いました。
●八洲学園大学に入学する決め手になったことを教えてください
図書館で勤務していたため、働きながら学べるオンライン授業がある点に大きな魅力を感じました。加えて、八洲学園大学は当該資格に精通しており、会社からの推薦もいただいたことで信頼感が高まり、進学を決意いたしました。
●司書資格取得を目指そうと思ったきっかけを教えてください
一般企業を定年退職した後、転職と同時に図書館長を任されることになり、まずは図書館の組織や歴史、資料に関する基礎を一から学びたいと考え、司書資格の取得に挑戦しました。さらに、生まれ育った地元の図書館で勤務することになりましたので、地域の皆様に少しでも知識や取組を還元し、貢献していきたいという思いも大きな動機となりました。
●仕事と学修を両立させるためのアドバイスがあれば教えてください
半年間という短い期間で資格取得を目指していたので、通勤中のバスや電車の時間を活用してテキストを読み進めました。仕事のある日は帰宅後に2時間ほど学修し、休日はレポート作成に集中しました。振り返ると、特別なことではなく「時間を上手に使うこと」と「継続する気持ち」が大切だったと思います。
●学修に取り組む上で工夫していることはありましたか?
特別なことをしたわけではありませんが、オンライン授業での先生方のお話をしっかり聞き、重要だと思った箇所には付箋を貼って、通勤時間に読み返すようにしました。また、授業にはできるだけ積極的に参加し、質問や回答も心がけました。間違えることも多かったのですが、その経験がかえって記憶に残り、学びにつながったと感じています。
●どのように学修計画を立てましたか?おおまかな1週間のスケジュールを教えてください
シフト制勤務のため基本は週休2日ですが、学習の計画を立てて取り組みました。
出勤日は 8:30〜17:00 が勤務時間で、その後 19:00〜21:00 に学習時間を確保しました。休日はレポート作成やオンライン授業の受講にあてるようにして、学修のリズムを保つよう心がけました。
●今後のお仕事や活動について、どのような目標を持っていますか?(答えられる範囲で構いません)
館長としては、できるだけ多くの方に足を運んでいただける図書館を目指したいと考えています。そのために、地域に根差した取組を少しずつ進めながら、地元の皆様と一緒に歩んでいけるよう努めています。自治体や教育機関、企業、各種団体の方々とも連携させていただき、地域にとって身近で親しまれる図書館になれるよう心がけています。
●図書館で働きながら八洲学園大学への入学を検討している方に向けてメッセージをお願いします
働きながらの学修は本当に大変ですが、オンライン授業であれば通学の時間が省ける分、1日をより有効に使うことができます。図書館のお仕事はシフト制が多いと思いますので、それぞれの働き方に合わせて、無理のない学修計画を立てやすいのも利点だと思います。
司書資格は、利用者の方に信頼と安心を持っていただく大きな支えになるはずです。どうか前向きに挑戦していただければと思います。応援しています。
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