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「大学卒業:働きながら最短4年間で卒業」
仁科さん
仁科さん

2021年春期に、卒業を目指し正科生(1年次)として入学。働きながら、目標である「最短4年間で卒業」と学芸員資格を取得。
現在は、水族館の学芸員として飼育や展示、施設管理など幅広い業務に携わっている。

(2025年9月16日掲載)


仁科さん
卒業生の仁科さんへお話を伺いしました。

●八洲学園大学に入学する決め手になったことを教えてください
 通学不要で卒業や資格の取得を目指すことができる学校であったことです。
 私の居住地は交通の便が悪く、都市部から離れた場所にあります。そのため、1回の通学でも金銭的・時間的な負担が大きくなります。また、仕事をしているため、居住地を変えて大学で学習をするという選択も難しい状況でした。
 そのため、一度も通学せずに学習を進められる八洲学園大学に大きな魅力を感じました。


●履修登録の科目を選ぶ時に一番重視したことは何ですか?
 私は履修科目の量を特に重要視しました。
 私は4年間で卒業することを目標にしていたので、履修登録する科目の目標量は自然と決まります。
 卒業要件を満たすために1年で必要な単位数は単純計算で、124(卒業要件単位数)÷4年間=31単位です。これを前期と後期の2学期に分けて履修登録をするので、1学期に必要な単位数は15.5単位です。これは科目数に換算すると概ね7~8科目相当です(科目によります)。
 もちろんその時々の仕事の都合などにより、計画通りに履修できないこともあります。しかし、履修科目を減らせばその学期は楽ができますが、長期的には負担が増します。
逆に履修科目が多ければ時間的制約も増え、体力・精神的な負担は増しますし、忙しさのあまり学習の質も低下してしまいます。
 4年間での卒業を目標にしつつ、学習の質を落とさないためにも、履修科目の量は特に重視しました。


●一番面白かった科目は何ですか?その理由とあわせて教えてください
 大江知行先生の「目標設定と継続力」という科目です。
 前項の通り八洲学園大学での目標を決め、それを継続することの大変さは日々痛感していました。
 この講義を通じて改めて自分自身と向き合い、自身の思考の癖などを知ることができました。
 講義の中で過去の自分の経験を基にしたディスカッションもあり、特に自分事として捉えて学習することができた科目だと感じます。


●仕事と学修を両立させるためのアドバイスがあれば教えてください
 休暇や有休休暇を使ってスクーリングを受けることもあり、上司にお願いして勤務の融通をきかせることも多々ありました。働きながら学修を進めるには自身の努力だけではなく、職場の理解は不可欠です。職場から都度協力を得られるように、普段から良好なコミュニケーションをとっていることが大切です。


●どのように学修計画を立てましたか?おおまかな1日のスケジュールを教えてください。
1:30~8:00 仕事前のフィールドワーク
8:45~17:45 仕事
18:00~21:00 学業or夕飯や入浴(スクーリングや再配信授業の有無で流動的)
21:00~23:00 学業or自由時間
23:00 就寝
(季節や履修状況によって異なります)


●今後のお仕事や活動について、どのような目標を持っていますか?(答えられる範囲で構いません)
 対人コミュニケーションの質の向上です。私は水族館の学芸員として飼育や展示、施設管理など幅広い業務に携わっています。
 水族館の仕事と聞くと「飼育員として生き物と関わる仕事」と思われがちですが、それ以上に「人と関わる仕事」だと個人的には思っています。来館されたお客様への案内はもちろん、実習で訪れる学生たちへの指導、地域の教育機関や産業と連携して事業を進めるなど、非常に多岐の分野・年齢の人と関わります。
 その中で相手に合わせて適切なコミュニケーションをとることを、今以上のクオリティで実現できるように日々努力しています。
 もちろん、その中では八洲学園大学で学んだ知識を実践できるように取り組んでいます。



●働きながら大学卒業をしたいと考えている方にメッセージをお願いします
 私は4年で卒業することを目標に学修をすすめましたが、働きながら学修を進めるのであれば無理に卒業までの期間を決めない方が良いと思います。
 当然ですが日々の仕事と並行してスクーリングの受講やテキスト履修の学修を進めていく必要があるので、体力・時間・精神的な負担はそれなりにあります。
 私の場合、「仕事・学業・趣味(フィールドワーク)」の3つを中心に日々の生活を送っていました。そして、そのどれも疎かにしたくなかったので、上述した通り、窮屈なスケジュールの日々を送っていました。その中で「ちょっと今、無理をしすぎかな」と思うこともあったので、何かしらの要素を分散できればよかったと思います。
 八洲学園大学の正科生は最長で12年間の在学ができるので、この制度をうまく利用して、自分のペースで学修を進めていければよいと思います。
 少しネガティブな表現になってしまったかもしれませんが、とはいえ「初志貫徹」の思いの元、4年間で卒業したことは私の中で確かな自信にもなりました。学修のペースは自身で調整できますので、自分の考え・ライフスタイルに合わせて学修を進めることが一番大切です。
 また、周囲のサポートしてくれる人への感謝を忘れてはいけません。家族や職場を筆頭に、周囲の理解がなければ働きながらの学修はとても大変です。
 心を亡くすと書いて忙しいという文字の通り、私自身多忙な日々の中でイライラしてしまうことも時にはありました。そのような時に気持ちを整理して、周囲のサポートしてくれる人にしっかりと感謝の気持ちを伝えることは、とても大切なことだと思います。


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