教育理念・教育方針

「自分らしく生きる」
(自己確立する)
ことのできる人間を育成する。

教育目的

八洲学園大学国際高等学校は、諸々な事情で高校へ進学しなかった方、進学はしたが中途退学した方、他の高校からの転校を希望する方、といった高校卒業を希望する全ての人々に無学年制で通信制による高等学校教育を行い、高校卒業資格を付与することを主たる目的としています。本学は、日本で初めて集中スクーリングという方法を採用して開校したユニークな高等学校です。

教育方針

自分を大切にする。

人間はそれぞれ個性を持っています。その個性とは、誰からも侵害されない尊重されるべきものです。現代のマス教育では、生徒さんの個性が尊重されるどころか、個性を否定するような画一的教育がなされる傾向にあります。しかし、本学では、生徒さんの個性を第一に考え尊重します。各自の個性を更に伸ばすべく、自分を大切にして生きる人間育成を教育方針の一つの柱にしています。沖縄スクーリングに来ると、各自の個性が少しずつ出てきて、1週間を大自然に囲まれた沖縄で過ごして自宅に帰る日には、すっかり「自分らしい」生き方ができるようになります。これはわがまま(自恣)とは違い、各自が自分の人生を真剣に考え、他人に影響されることもなく自分のペースで確実に一歩一歩前進していこうとする行動力と決意の現れです。

がんばりすぎないようにする。

本学では、「頑張りすぎない」ことを生徒さん達に勧めています。自分の意思に関係なく取り組んでいることは、誰もが苦痛に思います。別言すれば、自らの意思でやろうと決めたことなら、辛いと感じることはありません。ですから、「がんばる」前にまず、そのことが本当に自分のやりたいことを考えてみることが大切です。こうしたことをゆっくりと自分自身に問いかけて、自分と向かい合うことが出来る学び舎が本学です。自分がもっとも輝く、とことん打ち込んでも辛くなく楽しめることをみつけることができる人間の育成が本学のもうひとつの教育方針の柱です。押し付けられた目標に向かって、辛い思いを我慢して「がんばる」より、自分に合った方法、自分のペースで、自分で決めた目標に向かえば、夢はかないます。1度だけの人生です。誰からも強制されることもなく何かに制約されることもなく、自分のやりたいことを見つけることができるような人間育成に本学は全力を尽くします。

「人に迷惑をかけない」ようにする。

本学には校則がありません。唯一生徒さんに守ってもらいたいルールは、「人に迷惑をかけない」ようにするということだけです。このルールだけで、本学の沖縄スクーリングは生徒さん全員が気持よく過ごすことが出来ます。人に迷惑をかけないようにすることを少しでも本学で実践できれば、必ず社会に出ても協調性のある人間として生きていくことが出来ます。

八洲学園大学国際高等学校「3つの方針」

生徒育成方針(ディプローマポリシー)

学校教育法に定める高等学校教育の目的・目標および八洲学園大学国際高等学校の建学の精神、教育の理念に基づき、次に掲げる広く社会に貢献しうる人材を育成します。

  1. ①自分を大切にする。
  2. ②がんばりすぎないようにする。
  3. ③人に迷惑をかけないようにする。

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

  1. ①八洲学園大学の附属高校であることを活かして、高大連携事業による大学教育を体験し、進学意欲を醸成しキャリアデザインを形成する。
  2. ②教科「産業社会と人間」の学校独自科目の学習としての資格修得、インターンシップ、短期留学を通じて、自らのキャリアデザインを形成する。
  3. ③沖縄の温暖な気候の中で、自然・歴史・風土を学び体験する面接指導、実技、特別活動を通じて生徒自らが豊かな情操を育くむ。
  4. ④「単位制」を採用し、3年間での卒業を目指す。

生徒募集方針(アドミッション・ポリシー)

八洲学園大学国際高等学校の建学の精神、教育の理念、使命・目的に基づき、次に掲げる志を有する生徒を求めます。

  1. ①競技スポーツ・舞踊・芸術・芸能活動・格闘技等の分野の第一線で活躍しつつ高等学校卒業を目指す者。
  2. ②ファッション、調理・製菓、ビジネス学、工芸、写真、アニメーション技術、俳優等の専門資格や専門技能を学びつつ高等学校卒業を目指す者。
  3. ③日本を拠点としつつ中短期の海外留学、海外研修、海外での競技会参加している者であって高等学校卒業を目指す者。
  4. ④帰国子女や在留外国人子女で、日本の高等学校卒業を目指す者。
  5. ⑤就労、自営業、家事・子育てまたは就労訓練を行いながら高等学校卒業を目指す社会人。
  6. ⑥地域で、本人の特性に応じた個別的な学習や身体発達のサポートを受けながら高等学校卒業を目指す青少年。
  7. ⑦児童福祉施設や療養施設等の入所により地域の高等教育機会を得られない者であって、高等学校卒業を目指す者。
  8. ⑧学校不適応や体調不良により、地域の高等学校への進学や学びの継続が困難な青少年のうち、高等学校卒業を目指す者。